1:<2011年 8月に売り出したスーパージュニア正規 5集アルバムMr.Sinple>カバー作業。
スーパージュニアのメンバー10人を一つずつ前に出して色とりどりのイメージを作った。このうちのイトゥクが全面に入ったカバーだ。原色的でウィットあるように表現したスーパージュニアはまるでグラフィックノーブルに登場する主人公のように自信感あふれて華麗だ。果敢なスタイリングでセクシーな感じも強調した。ビビッドなカラーを充分に感じることができるようにLPサイズで製作したアルバム。
2:<2009年 5月にリリースしたシャイニーアルバムRomeo>カバー作業。
主流の大衆文化で見るのが難しかった非主流の感性のボーイバンドだったシャイニーのビジュアルアイデンティティーを構築するためにミン・ヒジンディレクターはカメラマン交渉、撮影場所の交渉。スタイリングまで全部関与した。すべての写真の配置まで心血を注いだプロジェクト。
3:f(x)の正規1集アルバム”ピノキオ”のティーザー作業。
アルバムを作成するときに最も重要なのは”アルバムの性格と歌手のアイデンティティを盛り込んだ重要なイメージのワンカット”と話すミン・ヒジンディレクター。f(x)デビュー前に事前に国民に公開したティーザーイメージで大衆の好奇心を誘発するために強烈に表現した。クリスタル、アンバー、ソルリ、ビクトリア、ルナなどメンバー5人を順に公開したが、普通ではない色のコントラストが興味深い。
[出処]月刊デザイン(2012年1月号)記者/エディター:イムナリ
【2012年デザイナー15】SMのビジュアルアイデンティティーの生産者、ミン・ヒジン
〈1〉【2012年デザイナー15】SMのビジュアルアイデンティティーの生産者、ミン・ヒジン
プロフィール:SMのビジュアルイメージを総括するクリエイティブディレクター。広告代理店でしばらくの間インターンで仕事をしていた経歴を除けば初めての職場で10年仕事をしている。東方神起、スーパージュニア、少女時代などに関連したSMのすべてのビジュアルイメージを担当する。 デザイナーの手助けとはいっても感じることができなかったSMのイメージを今の洗練された感じに改善させるために大きな役割を果たした。
YOUTUBEで少女時代とスーパージュニアのミュージックビデオは数千万回以上再生された。国によってもアクセス数は多様である。シドニー、モスクワ、パリ、南米など全世界的にKポップブームが巻き起こっている。我々はスーパージュニアの“SORRY、SORRY”を歌うフランスの少年がいる世界に住んでいるのだ。大衆文化とは、昔から西欧から流れて入ってくることしかなかった我々が今や韓国の大衆音楽を輸出しているのだ。Kポップの外延が拡大されるには、練習生を戦略的に訓練させた企画会社の功績が大きい。しかしいくら実力が優れているアイドルでも見えるイメージが田舍臭かったら冷厳なショービジネス業界で生き残ることができただろうか?
そのような面でミン・ヒジンSMエンターテイメント(以下SM)ビジュアルディレクターは、Kポップブームの隠れた功労者である。他の企画会社たちがデザインを外注に回すこととは違い、SMは体系的なビジュアルコンセプトのために社内のデザイナーが進行する。彼女はSMで発売されるすべてのアルバムのデザインだけでなく、舞台衣装、ミュージックビデオなど、全体的なビジュアルイメージを10年間担当している。 HOT、SESが活躍した時代に、 “きれいな”顔だけを強調していたSMの直接的なイメージから脱却するには彼女の業績が輝かしい。
ディオールオムの広告のようなスーパージュニアアルバムカバーやユルゲン·テラーの写真集のようなf(x)のアルバムカバーのようにコンセプトが確かなイメージを見ていると隔世の感が感じられる。
「イメージマップ、スタイル、ステージ衣装、アルバムカバーの作業、写真の画像補正などすべてに直接関与しています。
写真を選定しても、ある時は直接写真撮影もします。私の勝手にするのではなくSM所属歌手の一貫したイメージを構築するためにそうしています。」
2008年に登場したSHINeeは、彼女に意味が大きかった。主流SMイメージから脱して非主流的な感性を盛り込んだ “自由な少年”がコンセプトのボーイバンドだったが、そのようなシャイニーのルック&フィールを作成するために主導的に参加したためだ。
「企画会社のデザイナーであれば、単純に洗練されたレイアウトを示しているのではなくアイドルのビジュアルアイデンティティーをどのように投影するかを一番よく考えなければいけません。」それならSM所属の他の歌手たちのアイデンティティーは何なのか?少女時代は”かわいい、若々しい、早熟”などのいくつかの形容詞が付いていないだけのそのままの”少女”だ。少女の原型というか。スーパージュニアは身近なお兄さん、f(x)は未知な女の子だ。彼女は明確かつ抽象的なアイデンティティを具体的なイメージで解きほぐすのに円熟している。
大衆とのイメージで”밀당(押し引き)”する能力も優れている。 「アイドルがこんなイメージで出てくれば人々がまた好むだろう、こんな確信をしたとき楽しいんです。」
だから彼女は今日もマウスを持ってアイドルの写真をリタッチする。彼女のワンクリックワンクリックでアイドルの画像が精密に細工される。社交する時間もないほど忙しい彼女は今日もどこアイドルの世話をするのに没頭しているはずだ。彼女はSMのデザインディレクターを超えて韓国大衆音楽の地位を高めたデザイナーだ。
[出処]月刊デザイン(2012年1月号)記者/エディター:イムナリ
グラフィックデザイナーのミン・ヒジンは10年の間SMエンターテイメントのビジュアル&アートディレクターとして働いた。アルバムカバーの写真の企画と撮影からステージ衣装のコンセプトまで、微視的で巨視的な全てのイメージを総括する彼女の勤勉な手仕事のおかげで非主流的な’自由な少年’SHINeeが登場する事ができ、関数のように解くことができない女の子たちf(x)が誕生した。
1960~1970年代のフランス、イタリア、アメリカ、フランシスレイ、アレッサンドロ・アレッサンドローニ、ピエロ・ウミリアーニだけでなくアントニオ・カルロス・ジョビンなどから影響を受けている。この時代のサウンド、ビジュアル、ストーリーの枠組みは幼少期の時代の感性の形成に多大な影響を及ぼし、今でも乾かないインスピレーションの源泉であり情熱の源である。この時代から血を受けた情熱は皮肉な夢で実現した。マイナーな私の感性がオーバーグラウンドの頂点と出会ったときに起こる化学反応への期待感に根ざした夢だ。忍耐が必要だった過程を経て、最終的に私の感性を忠実に反映した作業で会社と大衆に大きな満足感を与えたとき戦慄を感じる。
Q.その時代に産まれたなら誰が良かった?
映画監督クロード・ルルーシュの恋人。
Q.芸術としてのビジュアルアートと商業芸術としてのビジュアルアートの違いはあると思う?
最も大きな違いは’時間’に接する面である。商業芸術にあり、主観的な概念としての時間の限界ではなく。指定された’物理’時間が持つ限界をどれだけ正確に認知するのかはとても重要な問題だ。商業芸術は’時間’と’感覚’で武装して戦う一種のゲームと似ている。とにかく勝敗が目に明らかにされるという点で芸術とは生まれながらの差がある。ここでは’完成度’は別の問題である。いくら素晴らしいアイディアでも適切なタイミングを逃すともうゲームは終わりが見えている場合がある。
Q最近のおすすめは?
映画:<マリリンの虚像><全部の映画館>
音楽:Janelle Monae<The Archandroid>、Pizzicato One<’Bang Bang”if you went away”Maybe Tomorrow’>、Funky DL 、Beenzino、새바람이 오는 그늘。
本:C.Sルイス<悪魔の手紙>
漫画:ほし よりこ<きょうの猫村さん>
Q.分野を問わず同時代に最も関心があるアーティストは?
DJSoulscapeとBeenzino。当社と仕事をすれば面白そうだ。
Q.作業をしているとき常に考えていることはある?
固定概念をなくす。刺激性を合わせて新しいものを追求する時代に生きながらも、いざ固定概念にとらわれて新しい想像と理想をタブー視する皮肉な場合ほど悲しいものはない。アイデンティティ。私は誰なのか、何をすべきかについての考えは一生の友達のような悩み。目的のない持久走は孤独で大変だ。全てのことには理由と目的がなければもっと面白く長くできる。
Q.あなたの人生や姿をビジュアル化するとしたら?
あまりにも複雑すぎて近くで見ると内容を全く知る事ができない、でもとても遠くから見れば一目で理解する事ができる。そして見る角度によって違う解釈が出る、いくつかのオブジェ。
Q.あなたの作業をあなただけの公式で表現するなら?
Creative×Logic=∞
1.少女時代’훗’ カード。幼い頃見ていた007映画のファンタジーをそっくりそのまま生かした作業。
2.f(x)の<Electric Shock>。見る人の脳をぷにぷにに(柔らかく)してあげたかった。
3.SHINeeの<Sherlock>。各メンバーを主人公にした5冊の本は’SHINeeが本当に探したいものは何か’に対する一種の推理絵本。
4.f(x)の<Nu ABO>。f(x)のアイデンティティを強調したアルバムカバー。スイートな色味とは妙に相反する鬱陶しいムードをまるで1960年代のヨーロッパの美しいホラー、カルト映画の中のシーンのような雰囲気を演出した。
5.f(x)の<ピノキオ>。アルバムに収録しようとしたが、アルバムのサイズにふさわしくないと思ったのでカット。直接撮影した写真で一番気に入ったイメージ。
HARPER’S BAZAAR 9月号
エディター/안동선
抜粋
多くのガールズグループが歌謡界に降り注ぐ。 1週間消化する音楽放送のみ平均3~4つ程度。メンバーの数と活動期間を計算すれば、約1曲あたり200着の衣装を着替える。だから費用が侮れない。純製作費を20~30万ウォンに策定する際に、衣装代だけで4,000~5,000万ウォンがかかる。
それにもかかわらずガールズグループ企画社たちは’舞台衣装”に死活をかける。答えを聞くためにSM、YG、プレディスのスタイリストを見つけた。なお、デザイン、生地、制作などの舞台衣装誕生過程の全般を取材した。もう一つ、ファンたちは全く知らない誕生と廃棄の裏話も聞いた。
SMビジュアルディレクター ミン・ヒジン
デザインがなければK-POPは照らない
ビジュアルマーケティングに八色鳥の魅力を見せてくれる、SMエンターテイメント
SMはミュージシャンの風変りな魅力を見せると同時にアルバムのコンセプトを浮き立たせることに集中する。今この瞬間聞いている音楽とビジュアルが一致するときのコンセプトがより確実に伝達されるからである。必要に応じてロゴもアルバムごとに別々にデザインする。事実これは何でも新しいものを求めて急速に変化する大衆文化の属性を反映したものでもある。”そのままでありながら新しい”感じをよく生かして、グループの中でも “別にまた一緒に ‘メンバーそれぞれの個性を生かすことが重要である。メンバー9人の写真を別に作って10個のパッケージで作成された少女時代や各メンバーのイメージをグラフィックで解きほぐしたパッケージを適用したシャイニーのアルバムが代表的な事例だ。タイラーブリュールレ<モノクロ>編集長は英国経済紙 <ファイナンシャルタイムズ>に掲載した”韓国の秘密 “というコラムで、”海外に輸出すると成功しそうな韓国の文化コンテンツトップ10 “に少女時代を挙げて”少女時代はKポップを論ずるときに欠かせない。YouTubeを使ってこれらのヒットシングル “Run Devil Run”を見る時間を割くのは価値のあることだ “とした。これはSMのビジュアルマーケティングは国内だけでなく世界でも既に通じたという話だ。
カラフルなス キニージーンズを着たかわいい10代の少女だったが、軽快でスポーティなチアリーダーになった。海軍の制服を着たマリンガール、007のボンドガールに変身すると、今度はストリートガールになって現れた。少女時代の話だ。6年目ガールズグループ少女時代はアルバムごとに常に新しい姿で登場する。それでも基本的に少女時代が持っている可愛らしい感じには変わりがなく、9人のメンバーたちは常に新しい魅力を発散する。依然として少女時代が大衆に愛される理由だ。
少女時代の所属事務所であるSMエンターテイメント(以下SM)は、1996年に元アイドルHOTを誕生させたところ。SES、神話などの企画型アイドルを育てたSMは当時も今もまだときめくエンターテイメント会社だ。歌なら歌、踊りならば踊り、演技に個人技まで渉猟した”準備された”アイドルの登場を遡ればSMがある。スーパージュニア、東方神起、シャイニー、f(x)、EXOなど、現在SM所属で活動しているアイドルグループの名前だけでも国内歌謡界を察することができるほどだ。SMのアイドル育成システムは大衆文化の構図を変えた。また、国内企画会社の中で最も先に社内にデザイン、ビジュアル企画を立てながらアイドルを”スター”に育成することにさらに力を加えた。ビジュアルイメージの重要性を早期に見抜いた卓越した選択だった。写真家、スタイリストがついたが一つ調和されなかったものもビジュアルディレクターの手で一貫して整理された。エンターテイメント社の企画に沿ってすべてのビジュアルが歯車のようにかみ合って一貫したイメージを作り出すことが可能になったのだ。
現在、SMビジュアルディレクティングを担当しているミンヒジン室長はアルバムのデザインだけでなく、舞台衣装、今ではミュージックビデオなど全体的なビジュアルを管理する。もちろん最初からデザイナーがこのすべてを引き受けたわけではない。彼女が入社した時は、エンターテイメント、デザインの分野では荒れ地に違わなかった。デザイナーの手を経て出てきた結果のフィードバックがきちんと積もりながらデザイナーの役割の範囲が広くなった。ミンヒジン室長が少女時代、SHINeeなど、過去HOT、SESに代弁していた時代とはまた別のSMの新しい顔を作り出して10年の間に成し遂げた成果だ。彼女は会社でミュージシャンのコンセプトを生産するディレクターであり、直接ビジュアルを作り出すグラフィックデザイナー、そしてアイドルグループを知らせるマーケティング担当者である。”まるで広告を作るようなものだ”という彼女の言葉で音楽産業のデザインが以前とは変わったことを改めて感じることができる。
いつも新しいイメージの国民ガールグループ少女時代
毎回新しい姿に変身して表示される6年目のガールズグループを一言で定義することは難しい。さらにこれらの異なる魅力を持った9人のメンバーがいるから。最近発表した4集正規アルバムは少女時代グループ全体の魅力を見ることができるパッケージをはじめとしてそれぞれのメンバーの写真集が入った合計10個のパッケージで発売した。グループのビジュアルにどれだけ気を使わなければならないのかを見せる反証だ。今回のアルバムでは少女時代はストリートガールに変身した。ミンヒジン室長はストリートガール’少女時代’の舞台衣装のために国内ストリートブランド”新ソウル少年団”と協業してMD商品まで出した。特にスーパーマンのロゴを土台に作った男バージョン”少年時代”は少女時代の後を追う男のファンが恥ずかしくないように着ることができそうだ。ストリートガールのファンキーなイメージは彼らの衣装はもちろんのこと、ミュージックビデオの背景でもさっと人目を引く。

少女時代<I GOT A BOY>のメンバーのアルバムの表紙画像。

1、2、3:少女時代正規4集アルバムのロゴ。国内ストリートブランドの新しいソウル少年団とのコラボレーション。アルバムのロゴのほかにハングルイニシャルで作ったメンバー別の個人のロゴもある。
4:ゴルドゥプロヴァンスの香水。スターのイメージを活用するがスターがなくても独立して持続可能なブランドとして”ゴルドゥプロヴァンス(GiRL de provence)”という香水を発売した。
5:少女時代正規4集アルバムのパッケージ。一つのアルバムを10個のパッケージで発売した。同じ曲が入っているが写真はすべて違う。アルバム自体をMD化するというSMの戦略だ。グループ少女時代は見られないメンバー9人ひとりひとりの魅力を見ることができる写真を込めた。
6、7、8、9、10:少女時代の正規4集アルバムMD商品。アルバムと一緒に企画したMD商品。マグカップ、皿、Tシャツ、帽子、バッグに至るまで種類も様々である。去る2月並木道”少女時代エクスプレス”ポップアップカフェで披露した。
11:少女時代エクスプレスポップアップカフェ全景
自由な少年のイメージを示すアイドルシャイニー
HOTと神話、東方神起とスーパージュニアに続いて誕生したSMの3世代のアイドルだ。2008年ミニアルバム”お姉さんはとてもきれい”でデビューした5人組コンテンポラリーバンドSHINeeはまさにSMの新しい顔だ。先進アイドルが見せてくれた主流SMのイメージから脱し非主流的な感性を盛り込んだ”自由な少年”がコンセプト。ミンヒジン室長はこれらのルック&フィールを作成するために主導的に参加した。

1:シャイニー正規3集アルバム
2:シャイニーミニ2集アルバム
3:シャイニーミニ4集アルバム。メンバーそれぞれのイメージを生かしたグラフィックイメージでケースを別に作った。
難解さが魅力的な未知の女の子たちf(x)
可愛さを打ち出す既存の女性アイドルグループとは感じがパッと違うf(x)。もちろん難解な歌詞と推しはかることができないリズムの音楽もそうだが、自由奔放で独特の舞台衣装がより一層目を引く。そこに大きく様々なカラーのアクセサリーまで加えて彼らのスタイルをはっきりと見せる。f(x)の具体的なイメージを言葉で表現すると”不明な女の子”くらい。昨年発表したアルバムの表紙は顔写真なしイラストレーションだけでf(x)の感じを生かした。

1:f(x)正規1集アルバム<ピノキオ>ティーザーイメージ。本格的なアルバム発売前気がかりなことを誘発させようと発表したティーザーイメージ。アルバムを作るときに最も重要なのはアルバムの性格とミュージシャンのアイデンティティを一枚で見せる重要なイメージの”ワンカット”である。
2:f(x)正規1集アルバム<ピノキオ>表紙
3:f(x)のミニ2集アルバム。森の中を背景に様々な動物の仮面をかぶったメンバーのユニークなティーザーイメージを公開したf(x)のアルバムには本来の自分の顔がない。それ自体の広告効果が必要ないミュージシャンの顔の代わりにイラストレーションしかないアルバムのデザインはアイドルグループのアルバムとは信じられないほど衝撃的でさえある。
外惑星のロゴに浮上した新たなスターEXO
昨年デビューしたSMの新しいアイドルグループである。韓国で活動するEXO-K(KOREA)と中国で活動するEXO-M(MANDARIN)、6人ずつの計12名である。EXOという名前は “太陽系外惑星(exoplanet)から来た新しいスター”という意味で持ってきた。グループの誕生を背景に置いた外惑星を簡単な基本図形で表現してEXOだけのロゴをデザインした。EXOが直接着用するアクセサリーやMDにも適用することはもちろんのこと、毎回新しいアルバムをリリースする時も着実に使う予定だ。

1:EXOロゴ
2:EXOミニ1集アルバム。EXO-Mはブラック、EXO-Kはホワイトパッケージだ。EXOのロゴを活用したパターンでシンプルなデザインが引き立って見える。
3、4:EXO MD商品
5:EXO舞台衣装。基本図形を活用したEXOのロゴは舞台衣装をはじめMD商品まで多様に活用される。

Interview ミンヒジン SMエンターテイメントビジュアル&アート室長
"アルバムのコンセプトとミュージシャンの魅力を浮き立たせるビジュアルマーケティングが重要である。"
ビジュアルディレクターとしてアルバムのデザインだけでなく、舞台衣装などのミュージシャンと関連した全体的なビジュアルイメージの全てに関与していることを知っている。少女時代は”Gee”から、シャイニーとf(x)のデビューの時から舞台衣装をはじめとする全体的なコンセプトに直接関与し始めた。アルバムだけでなく、ミュージックビデオ、プロモーションパッケージなど全般的なビジュアルイメージを総括している。最近発売されたSHINeeのミュージックビデオの場合は、グラフィック的要素との有機的な連結を強調するためにそれに合った新しい作業方法の監督を推薦し単に衣装に対する会議を超えて、グラフィック的な表現方法での新たな方法論を提示した。先に述べたように最初からそうだったわけではない。デザイナーとして与えられた仕事をきちんとやりながら常に新しいアイデアを提案し、それが良い結果に繋がったので可能なことだった。
ビジュアルを担当するディレクターがいなかったときにはそれぞれ各々の仕事をしざるをえなかった。音楽がいくら素敵でも舞台衣装が似合わないと良い結果が出るわけがない。逆に舞台衣装がいくら素敵でも音楽と似合わなければ無駄でしかない。外部デザイナーに依頼しても正確なコンセプトを立ててそれを最も上手にできる人を見つけて、すべてのイメージが有機的に連結されるようにすることが重要である。
エンターテイメントデザイナーの役割は何だと思いますか?
ミュージシャンが音楽外敵に直接神経を遣いにくい部分を企画して管理することがエンターテイメント会社の役割の一つだ。ここのデザイナーはミュージシャンの魅力を視覚的に見せることができるイメージを悩むビジュアルマーケティングをしなければならない。
ミュージシャンのビジュアルマーケティングが重要な理由は何ですか?
すでにイメージの消費があふれる時代にミュージシャンの魅力を視覚的により一層強調しなければならないからだ。ビジュアルマーケティングで一番重要視するのはミュージシャンのアイデンティティだ。彼らの魅力をどのように表現して解きほぐすかにより大衆の反応が交錯するのですべてのものが歯車のように噛み合わなければならない。
音楽とビジュアルを有機的に連結することはもちろんのこと、ミュージシャンとすぐに思い浮かべることができる一貫したイメージを作成出すことも重要だと思う。
ミュージシャンを象徴するロゴやキャラクターを作成することもあるがその方法がすべてに通じるのではない。ミュージシャンの性格とコンセプトによって異なる。毎回イメージ変身をするグループであれば固定されたロゴのグラフィックを活用したイメージを作り出すことにむしろ制限を与えることができる。ある時は制服を着た強い感じで、またある時は少女的な感じなのに、ここに同じロゴを適用すると正確なコンセプトを伝達するのは難しい。それでもSMのすべてのミュージシャンが同じではない。EXOの場合はグループが追求する哲学の価値を込めて多様に活用できるように、基本的な図形を元にデザインしたロゴを使用する。ロゴを適用して得られる利点が多いが、すべてのミュージシャンに同じ方式を適用しない。
[出処]月刊デザイン(2013年3月号) 記者/エディター:キム・ヨンウボン
[スターキャスト] “f(x)の音楽は愛です”
※本文から一部抜粋
◆スタイル = スタイルも先に行く。今回のコンセプトは “アジアンパンクルック”である。カムバック舞台で披露した赤のチェック柄の衣装が代表的である。まず制服を連想させた。初恋、つまり最初の親知らずの時期を十代の女子高生に捉えたこと。ここに革のブレスレット、ブラックネイルなどを加えてファンキーな感じを出した。
クリスタルを例にとると理解が容易い。赤髪が白い肌と対比される。強いインパクトを与える。重要なのはヘッドピースだ。頭に大きな飾りをつけて、様々なスタイリングを演出している。衣装は制服に近いが、ヘアやアクセサリーを活用して弾けるように完成させた。
SMビジュアル&アート室ミン・ヒジン室長は、"ロマンチックを基本とした。しかしここでオリエンタリズムのアクセサリーをマッチングしてアジアのパンクルックを完成させた"とし"制服を少し淡泊に解いた。ファンキーなポイントで荒々しくしているが、エネルギッシュな感じも出した"と話した。
2013.08.02
[出処]ネイバーニュース 文:나지연記者(Dispatch)
09:17~11:07 ミンヒジン
f(x)のスタイルの少しロマンティックな感じを強調させようと考えてたんですが、タイトル曲を聞いてみてとてもちょうど良い感じがしました。その時から頭の中でアルバムからフィルムを撮る構想までが、その瞬間急に全て浮かんできました。
私はもう少し自由に仕事をする上でコンセプトをいつも考えるよう心がけています。
今回制服を着用するのが良いと思い、まず一般的だと感じる制服ではなくハイティーンロマンスの映画のような感じが面白いと思いました。
ヒットしないような、人々がよく知らないようなものを私はとても好んでいて、すごく曖昧な古い映画のようにf(x)をとても美しく純粋な感じに撮れたら良いなと考えていました。映画学校の学生たちと一緒に撮影をして完成させました。
実際、ArtFilmを製作する際メンバーたちにもこんなフィルムを作ると伝えてから始めて、メンバーたちの期待も多く私たちは作業しながらとても革新的な感覚がありました。私たちはかなり考える時間がとても長いんです。なのでスタッフたちとより多くのコミュニケーションをしてメンバーたちがすぐに気軽にリラックスできたら良いということを話しました。とても多くの提案を与えてくれたことに感謝し、また、面白い作品ができるよう今後も努力をしたいと思います。
※中国語字幕、韓国語聞き取りから訳したので間違えている所や、簡潔になるよう省いている部分がありますのでご了承ください。あまりにも違う訳がありましたら教えていただけると助かります。
2013.07.29 NAVER Music Spoiler - Play! Pink Tape
動画:五站聯合 from smtownJESSICA04
中字幕:WithQian宋茜陪伴站 十站聯合制作
独創的なアイデアで歌謡界の流れを変えた、
SMアートディレクターミンヒジン。
"私の構想したコンセプトをより明確に表現するために
アルバムのデザインをはじめ様々な作業に参加することになりました”
SMエンターテイメントのコンセプト企画はもちろん、
全体的なアルバムビジュアル、グラフィックの仕事をしているアートディレクターミンヒジンとのインタビュー。
-デザイナーミンヒジン。
Q:こんにちは。自己紹介をお願いします。
-こんにちは。私はSMエンターテイメントのビジュアル&アートディレクター、グラフィックデザイナーとして働いているミンヒジンです。はじめまして。

@SMエンターテイメント ビジュアル&アートディレクター、グラフィックデザイナーミンヒジン
Q:いつからグラフィックデザイナーの夢を持つようにましたか?
-おじいちゃんが絵を描かれていたし私も子供の頃から絵に親しみがあり好きでした。だから美大進学が当たり前の雰囲気でした。弟(妹)たちもそれぞれ視覚的デザイン、映画演出を専攻しましたし。幼い頃は少しオーディオディレクターに興味があって学生時代を通じて放送部の活動をしました。でもやっぱり写真への愛情を捨てることができなくて視覚デザインを専攻しました。そのように自然とデザイン分野での夢を育てるようになったんです。
Q:SMに入る前にどんなことをされていましたか?
-SMが卒業後の最初の会社です。大学時代には広告にも関心があり、ある広告会社で開催される大学生のインターンシップに合格して1年ほど経験をしました。ほとんど4年生の卒業予定者の就職を目的に支援していましたが、当時の私は3年生だったんです。おかげで他の同期よりも余裕をもって組織を先に経験してみることができました。
Q:その後SMに対応した特別なきっかけがあったんですか?
-広告会社は人気職種だったし、クリエイティブでダイナミックな雰囲気が良かったんです。しかしデザイナーとして広げたいアートワークの欲が出ました。そんな中、卒業する頃偶然にSMの公開採用の広告を見て志願することになりました。レコードデザインはデザイナーには特に魅力的な分野でしょう。ところが私のような場合、大衆歌謡には大きく関心がありませんでした。かえって関心がなかったので興味が湧いたんだと思います。(笑) 何か好奇心を刺激するのか?漠然としているけど、私が好きなこと、そして新しい “どのような”ことを大衆に見せたいと思いました。

@アルバムのデザインで大衆に新しい文化を表現したいと思うアートディレクター ミンヒジン
Q:音楽が好きだとのことですが、当時はどんな音楽が好きだったのですか?
-当時というよりもとても幼い頃から好むスタイルがあります。どんなジャンルでも私のスタイルを分けて聞いたりしました。昔も今も同じです。ちょっとけだるいスタイルが好きです。あえて挙げるなら、アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)、フランシス・レイ(Francis Lai)スタイル、60~70年代のイタリアサウンドなどが好きでした。ブラジリアンサウンドも好きだし。大学時代に私が偶然見つけた私だけの名盤Daniel Taubkinのレコードが擦り切れるまで聞いていた覚えがありますね。
Q:現在一つの職業に選ぶことができないほど多様な仕事をしていらっしゃいます。本来からSMにこのような分野があったんですか?
-なかったんですよ。私たちのチームは私が入社した当時は新生部署であり、これまでに多くの変化を経験してきました。私が思うレコードデザインは、単にレコードを美しく装飾する作業というよりもミュージシャンあるいは制作者の意図や解釈が伴わなければならない作業です。そういう考えで仕事をしてみると自然になかったことも作ることになり、関わることが多くなりました。新しい試みが一度成功すればそれ以降は自然にシステム化されるものです。何でも初めては難しいものでその次から初めてより容易になるものです。もちろん満足しないとする自覚と実践が伴わなければならないのはもちろんですよ。じっとしていては何も変わりません。意図することを正しく成し遂げるためには、声を出して実行に移さなければなりません。
Q:その過程が手強かったようですが。
-過ぎた時間を振り返ってみるとどのように送ってきたのか一瞬遙か遠くに感じられる時があります。狂ったように働いているようでもあって。一年が一ヶ月のように過ぎ去りました。仕事をしながら何よりも根気が重要であることを学びました。すべての人が私のようなペースではないので、時を待つことを知るべき真理を改めて悟りました。各プロジェクトごとに念を押して自分自身に問いかけます。 “与えられた時間内にベストを尽くしたのか?”

@入社した当時と比較して多くの変化があったアートディレクターミンヒジン
Q:室長がステージ衣装に参加することになったのはいつからですか?
-私が全体的なコンセプトを提案し、ビジュアル作業を進めていく過程が会社にアピールされ、会社が私にステージ衣装まで含めた全体的なビジュアルディレクティングを一任しました。アルバムコンセプトとステージ衣装が二元化された点が私も気に入らなかったんです。その時からのコンセプトとステージ、そして全体を有機的に連結することができる新しい過程を作り始めました。時点から見ればSUPER JUNIORは’Sorry Sorry’、少女時代は’Gee’から、SHINeeとf(x)、EXOはデビューの時からなんです。
@SUPER JUNIOR’Sorry Sorry’のミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
@少女時代 ‘Gee’のミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
@SHINee’Ring Ding Dong’のミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
@f(x)’Electronic Shock’ミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
-アルバムの準備の開始時にそのスタイリストに意図するコンセプトを説明して、そのイメージを最大限に高めることができるアイデアを伝えます。例えば、少女時代の白いTシャツとジーンズマッチングや、カラースキニーセット、’願いを言ってみて’の制服、SHINeeのスキニー、最近ではEXOの学生服のように、コンセプトを作ってから浮かんできた核となるようなアイテムを優先的に試案化してスタイリストにオーダーします。続いて衣装製作の具体案をスタイリストに再度提案してもらいます。時間が許す限り、このようにピンポンのような過程でいつも議論して発展せます。製作はもちろんスタイリストが担当しています。
Q:衣装の表現においてどの部分に重点を置いていますか?
-基本的にコンセプトをよく表すことが優先です。その次にステージでのセールスポイントを増やすことを念頭に置いています。例えばSHINeeのデビュー曲’お姉さんはとてもきれい’のステージをした当時、メンバーテミンの衣装にフードのスパンコールがポイントの衣装がありましたが、衣装を見てふとステージで踊る途中でそれを使えば面白いんじゃないかと思いました。それでテミンと一緒に事前に計画したんです。ステージでポイントになる時点でフードをかぶる演出をすることに。些細な演出ですが当時テミンがフード使うタイミングを待っているファンもいました。ステージを楽しむ視聴者たちに些細ながら印象的な楽しみを与えてくれるでしょう。
アルバムのジャケット撮影の場合にはどうしても私の意図があると私が主導的に進めて、場合によっては直接スタイリングしたりしています。今回のf(x)のPink Tapeのジャケット、アートフィルム撮影も直接スタイリングしたんですよ。実際には、コラボレーションというのは本当に簡単なものではないです。同じものを見ても全員の考えてることは違いますから。衣装を作りステージで演出することからはスタイリストの役割なのに、時々のコンセプトを理解できていなかったり意図と違うものが出てくる時は荷が重いです。辛いですよ。(笑) 準備や制作に時間の制約もあって忙しく大変なスケジュールであることを知っているからこそ常にスタイリストを応援しています。しかし仕方ないことに企画者の立場で見るとどうしても最初に意図したコンセプトを適切に実現するように願う心がより大きくならざるをえないです。
Q:最近のf(x)の’Pink Tape’ Art Filmは室長の最初の映像企画です。これはどのように作業することになったのですか?
-いつもアルバム活動の終盤くらいになると習慣のように自然と次のアルバムの構想をすることになります。以前から今回の新しいアルバムではロマンチックなf(x)を描いていました。後にタイトル曲を聴いて一気に絵が描きました。映像からアルバムのデザインまで。今回のコンセプトをうまく表現するには必ずそれに合う映像が必要でした。今回はこれまで描いてきたf(x)のイメージに傍点をつけなければならないタイミングという気がしたんですよ。それで会社に新しいコンセプトのフィルムを作りたいと話しました。とても楽しくなり胸がドキドキしました。象徴的に”ピンク色のVHSを作ろう!”と思いました。続いてアルバムのタイトルにもデザインからインスピレーションを得て’Pink Tape’に決まるようになりました。
@ミンヒジンが企画したf(x)の’Pink Tape’ Art Film(動画ソース-YouTube
Q:もう映像まで参加されていますね。
-分野は私には大きく関係がありません。どんな分野でも必要があれば提案して作成しなければならないと思います。もちろん私の仕事の領域を出た瞬間に個人的には非常に複雑で困難に直面する可能性も生じますが。ミュージックビデオの制作は私の仕事ではありません。しかし、SHINeeの’Dream Girl’のミュージックビデオ制作時はそれなりに必要性を感じてDIGIPEDI(MV制作会社)というチームを会社に提案したんです。今回のf(x)のアルバムのような場合にはコンセプトのしっかりとした表現のために、新たな試みの映像作業が必ず必要だと考えました。アルバムコンセプトを露出方法でも新しい方法を提案したかったので。どうしてもグラフィックの仕事をしていると自然と映像に関心が高くなるんです。表現において方法的にも映像専攻者とは違う視点で作業することができると考えました。
@SHINee’Dream Girl’のミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
Q:今回のアルバムで室長が考えていたf(x)のイメージは何でしたか?
”美しい奇怪” 前のf(x)を通していつでも典型的ではない風変わりな美しさを描き出したかったんです。それで当初の基本的なコンセプトの方向もそのように設定しました。今回のアルバムではf(x)だけの愛の物語を解きほぐしたかったんです。誰でも自分だけの独特のラブストーリーがあるでしょう。表面上はありふれて見えても中を覗いてみたら、他の人は知らない自分だけの恋愛の方式があります。そういう初恋の内緒事を視覚的に独特に解きたかったんです。
Q:だから衣装では学生服を選ばれたのですね。
-はい。初恋の初々しさを象徴するために学生服を応用しました。典型的な制服というよりは制服のニュアンスだけで借りてきた衣装です。全体的な撮影ムードのヘア、メイクアップの表現においてアジアン的タッチを加味してけだるくてメランコリーなイメージを強調しました。撮影する時もわざわざけだるいオールドサンシャインポップだけをつけて置いたんです。無国籍、多国籍正体不明な学生の不思議なオムニバスを描くように。そのイメージを集めておかしなピンクのテープの中に入れたかったんです。

@初恋の初々しさを象徴するために応用された学生服をコンセプトにしたf(x)の’初めての親知らず’アルバム写真

@学生服をコンセプトにしたf(x)ビクトリア写真
Q:'Pink Tape' Art Filmの製作過程が気になります。
-素朴に進行された作業です。初めてのことなので自ら予算を大幅に捉えることができませんでした。予算と結果の質が必ず比例するわけでもなく。低予算で静かにおもしろく作業したかったんです。時間があまりなくて、監督に誰を交渉するか悩みが多かったです。一応私の意図に対する理解が確実な人でなければならないしお金が目的ではなく純粋に作業に興味がある新しい人であってこそと考えました。ふと映画科に在学中の私の末の弟を思い出しました。いつかたまたま弟の課題を見たことがありましたがかなり良かった記憶があるんですよ。しかしその友人はミュージックビデオや商業的なことにそれほど関心がなくて最初は拒絶されました。家族なので余計に悩みましたが、与えられた条件を考えると弟くらい私を簡単に理解してくれるだけの人もいなかったんです。その友人の真剣さが私の考えとあえば、多少不足した状況でも面白い作業物が出てくることだろうと思いました。説得を重ねた末に共同作業することになりました。そのように弟とその友人が合流することになりましたが、みんなありがとう。素朴な制作条件にもクリエイティブな情熱的な姿を見せてくれたその友人を賞賛したいです。

@ミンヒジンが初めて企画したf(x)の’Pink Tape’ Art Film撮影現場
Q:現場の雰囲気はどうでしたか?
-メンバーもスタッフも皆楽しめるように作業しました。まるで遊びに来た人々のように。小さな作業でしたが誰もが学生のように期待感が大きかったんです。私もまるで学生の時に戻った感じがしました。作業過程が初々しく純粋でさらに切ないプロジェクトです。

@ミンヒジンが初めて企画したf(x)の’Pink Tape’ Art Film撮影現場
Q:f(x)メンバーたちは今回のコンセプトに対してどのような反応を見せたのか気になります。
-とても好みましたよ。いつも信じてついて来てくれて感謝しています。最初は新しいプロジェクトに目を丸くしていましたが、すぐに理解して積極的でした。ジャケット撮影とフィルム撮影の数日の間もとても楽しんで取り組んでくれました。
Q:今回のArt Filmの作業で光を利用した部分が印象深かったです。これは特別な理由があったんですか?
-どんな空間にも雰囲気を演出する上で”光、音、香り”。この3つが最も重要だと思います。特に映像での光と音の使い方はとても重要です。視覚作業をする人々にとって”光”は常に重要な話題ですが、演出を担当した監督たちもとてもよく知っていましたよ。その友人が照明への考えをたくさんしました。特に低予算で理想の結果を出すためには基本的な要素をどのように活用するかがカギです。

@光を利用したf(x)の’Pink Tape’ Art Filmクリスタル写真

@光を利用したf(x)の’Pink Tape’ Art Filmカット

@光を利用したf(x)の’Pink Tape’ Art Filmカット
Q:'Pink Tape' Art Filmが公開されるやいなや反応が良かったんですよ。初めて作業した映像の結果が良くて胸がいっぱいのようですね。
-素朴な作業に多くの反応を送ってくれて嬉しいです。個人的には色々意味のある作業でした。最初に私たちが意図したものではなく全体的な映像ムードが少し明るい基調に抜けたりしましたが、大衆歌手であることを考えると悪くないと思います。公開前日まで一晩中紆余曲折が多くありましたが、一緒に作業した友人が皆熱心だったので良い結果が出たのだと思います。私には最初の作業であったにも関わらず無条件の信頼を送ってくださったイ・スマンプロデューサーさんと社長にも感謝してます。大層だけれどこの場を借りて一緒にしたすべての方に感謝の意を伝えたいですね。
Q:最近’ウルロン’でカムバックしたEXOのコンセプトはどうですか?
-今回はストリートが主なコンセプトです。初めて曲を聴いた瞬間学生服で解くべきだという確信がありました。制服とストリートルックは一見マッチしない場合がありますが、精神的に極めて関連している点に着目しました。まず、正規1集アルバムコンセプトを大幅に学校で解きほぐしました。したがって最初のアルバムではノートと卒業写真に代表される学園モノを描き、後続曲ではストリートに延長しました。まるで少年の学校の放課後の日常を一つのアルバムで繋ぐ感じで。このように通したイメージを使ってEXOというグループのイメージを身近ながらも個性がでるようにアピールしたかったんです。
@EXO’ウルロン’のミュージックビデオ(動画ソース-YouTube SMTOWN)
Q:最初からEXOはこのようなコンセプトで進行されたんですか?
-いいえ。当初EXO PLANETから生まれたという世界観は、イ・スマンプロデューサーさんの考えです。初めて聞いて面白いと思いました。独創的でありながらユニークだったり。しかし現実的にどのように解くかによって結果が変わってしまうかもしれないことが心配でした。単純なアプローチで展開したくなかったんです。まず惑星や隕石をモチーフにしたEXO PLANETを象徴するEXOのシンボルや文字を作りました。EXOのシンボルはEXOの生まれつきの性格を反映しており、状況に合わせてその形状を変形させます。世界観のユニークさは良いのに身近でない点も悩みでした。表現方法に応じてややとても遠い存在に感じられることもありますからね。悩みは想像に続き、ふと外界の惑星から離れた12人の少年たちは地球では何をするか?という気がした瞬間膝を打ちました。その瞬間心配が飛んですべてが解決したんです。(笑) 地球に不時着したEXOは今後多くの変身を繰り返すでしょう。これから経験しなければならない地球の仕事がとても多いですね。もちろん’外界’も考えなければならなくて。(笑) EXOのシンボルもEXOの状態に応じて変化しています。今度は ‘愛’と’友情’を象徴する意味で ”キス-♡”と”ハグ-◯”に変形させました。
Q:'ウルロン'という曲を聞いた時からすぐ学生服を考えたとおっしゃいましたが、もう少し具体的な話が聞きたいです。
-何よりも私たち式のヒップホップ、R&Bを表現したかったんです。ヒップホップといえば一般的にキラキラしたブラックヒップホップを思い浮かべがちですが、そのようなスタイルより少し学生のような感じの率直で、淡泊な私たち式の表現をしたかったんです。超能力少年たちが現実に飛び込んだのです。道で偶然遭遇しそうな本物のストリートの少年たちで。だから今回のアルバムのジャケット撮影も街の路地や通りで撮影しました。
Q:実際の街で撮影したからなのか写真の中のレストランの看板や工事看板が面白いと思います。それに加えて実際の通りを表現するにもよく合うような気がしました。
-調べていただきありがとうございます。たまに”写真の中のレストランの看板がなかったらもっと格好よかったのに”とか、”なぜこんな街中でだけで撮ったのか?”という反応と接する時ちょっと残念な気がしたんですよ。(笑) ただありのままを見せたい気持ちがありました。飾らないそのままの”現実”です。そして現実でのリアルな姿を、逆にファンタジーなアイドルが描き出せばさらに粗野で面白いと考えました。
Q:そのような反応を見れば悩みも多くなると思います。
-悩みというよりは、悩みは他にあります。それなりに意味のある作業に対しての悩みがあります。大衆は芸能人、特にアイドルを通じていつも華やかに飾られた姿だけがしばしば接して実体のない幻想に捕われがちです。人間は夢を見る存在なのでファンタジーは満たされなければならないでしょう。しかし、実在する現実もあるがままに美しいことを逆説的に描きたかったんです。アイドルアルバムの途方もない意味づけとすることもできますが、”真正性”こそがこの時代が備えるべき優先的徳性だと思います。アルバムの合間にある休みのページにかわいい近所の子どもの姿と子犬の顔も載せました。地球に無事着陸したEXOがとどまる所。それが本当の姿なのです。
Q:今回EXOと共に特別なプロジェクトを準備中と聞いています。簡単な紹介をお願いします。
-アルバムと同時に特別なコラボレーションを企画、準備してきました。 ‘ウルロン’をスクール、ストリートルックで表現しただけに、ファッションもストリートレーベルと共にすれば面白いと思いましたよ。アルバムコンセプトに合わせて個性的な国内ストリートブランド4か所のとEXOの最初のアルバムをテーマにしたコラボレーションショップを準備しました。数日前EXOメンバーが店の準備中に訪問して楽しそうに遊んでましたよ。すぐに大通りで面白い形のショップを見ることができるはずですが、店のあちこちに隠されたEXOメンバーの跡に多分びっくりすると思います。(笑)
@EXO’ウルロン’人気歌謡(動画ソース-MERCYOLAY)
Q:これからしたいことは何でしょうか?
-新しくて、面白い事なら何でも良いです。今年の初めに特別なコンピレーションアルバムを企画しました。10 Corso Comoの5周年を記念して作成されたSMの特別コラボレーションアルバム。面白いコンピレーションアルバムに関心が多いですね。ユニークな性格の国内インディーズアーティストを通じてSMの曲を特別に再解釈しました。 DJリストアップ過程からの打ち上げパーティーまで順調に、盛況のうちによく終わって非常に愉快でした。そして商業的な目的から抜け出して静かに私の意図どおりの映像を一本作ってみたいです。
@f(x)’Ice Cream’(Idiotape Remix)(動画ソース-YouTube MERCYOLAY)

独創的なアイデアで
歌謡界の流れを変えた
SMアートディレクター ミンヒジン
SMエンタテイメントのアートディレクター ミンヒジンとのインタビュー
-ミンヒジンのライフスタイル。
Q:普段は何をして過ごしていますか?
-仕事をしてます。仕事がすなわち遊びだと思います。(笑) オフィスも遊び場で、家も遊び場です。普段あまりにも忙しいと、ありがたいことに知人たちが主に時間を合わせてくれます。稲妻のごとく会います。まあ、会って一緒にご飯を食べて、色々な話をしています。時々は何時間もの間ずっと音楽だけを聴く場合もありますよ。
Q:音楽が本当にお好きなようですね。
-はい。大好きです。(笑) 演奏したり歌うのは楽しまないけど、音楽がなければ人生は本当に悲しかったと思います。時々よく知らない人に会っても音楽の好みが合えばすぐに親しくなります。時々オフィスでもスタッフが私が聴く曲を尋ねたりもします。そんな時は気持ちが良いです。(笑)
Q:最近はどんな音楽を楽しんで聞きますか?
-最近バーデンファール(Barden Powell)の曲を久しぶりに戻って聞きましたが、雨の日に聴いたからかとても良かったです。この前はダフト・パンク(Daft Funk)の新譜を聴いて、ジョージオモロド(Giorgio Moroder)を再び思い出しました。小学生の時LPで聞いた、’Lady Lady Lady’をまた聞きたくなったんです。幼い頃は本当に印象的で刻印されていたミュージシャンですが、ダフト・パンクと一緒にしたというから!色々な面でダフト・パンクは本当に素晴らしいチームです。
@Daft Funk ‘Giorgio By Moroder’(動画ソース-YouTube Antonio Exposito)
Q:国内アーティストの中ではどなたがお好きなのか気になります。
-特にどのようなミュージシャンが好きだというよりは誰の曲でも私のスタイルの曲が好きです。빛과 소금のサウンドも好きだし、キムトリオ、새바람이 오는 그늘、イ・ビョンウ、JUNGGIGO、Jazzyfactなども多いですね。
@イ・ビョンウ’自転車’(動画ソース-YouTube 1tmdfl)
@정기고 ‘Say you love me’(動画ソース-YouTube studiolovo)
@Jazzyfact’もったいない’(動画ソース-YouTube EunBi Lee)

@キュビズムとインタビューした歌手の정기고
Q:今日のインタビューの場所をお宅に決められた理由が知りたいです。
-そうですね。どうしても家がラクチンだから。
Q:グラフィックデザイナーであるだけにインテリアも気を使われたようですね。
-独立しながら生活する家のことを考えていました。前の家の壁にベースボードがあるのが嫌ですね。(笑) そのまま気楽に作業室兼スタジオで作りたかったんです。

@キュビスムとインタビュー当時進行されたミンヒジンの作業室兼スタジオ

@個性的なミンヒジンの作業室インテリア
Q:デザイナーではなく、個人的な夢が気になります。
-私だけのコンピレーションアルバムを出したいです。私の好みで構成された。時々私のプレイリストが欲しい知人に音源をまとめたりメモしたりしますが、その度に本当に作りたくなりますよ。
Q:ミンヒジンと’SM’とは?
-かなり難しい質問ですね。何か子どものようでもあって..養子にした子?(笑) 私が産んだ子ではないけど、とても丹誠込めて私の子供に育てたんです。胸で産んだ子!ピッタリそれですね。(笑)

@大衆文化を眺める視野が多様化するといいなというアートディレクター ミンヒジン
Q:最後にキュビスムマガジン読者にメッセージをお願いします。
-大衆文化を眺める皆さんの視野が多様化したらいいですね。 “知るほど見える”という言葉が本当に合うと思う。視野が広いからこそ面白いものがたくさん見れて、またさらに多くを楽しむことができるでしょう。私と皆さん、人生をより豊かに楽しめたらと思います。

to.キュビスム
ミンヒジン
いつも応援していただきありがとうございます♡
もっとがんばります~
[出処]:CUVISMMAG.COM
2014年6月28日から7月4日まで6回に渡りデザイナーやディレクター6人がデザインについて講演する「66 DESIGN TALK CONCERT」が開催され初回にミンヒジンさんの講演がありました。行かれた方のレポートを訳したものです。誤字脱字すみません。削ったところもあります。クマの話と新しいアルバムについての話いくつかだぶってます。
①http://www.twitlonger.com/show/n_1s29ufs (英訳)
最初に、ミンヒジンはMVの制作に参加していない。クリスタルは前回のPink Tape art filmで英語のナレーションをした時、これはミンヒジンの弟(ミンジェホン)が書いたスクリプトに基づいたものだ。彼女の弟は映像専攻をしている。彼は撮影やシナリオを書くことができすべてのアイデアを提案した。ミンヒジンは初心者や有名でないアーティストと仕事をする傾向がある理由はSMの偏見を破りたい、また新しい才能の発掘の為だという。
Electric Shockにクマが使われた理由は、恐い動物である一方でかわいいテディベアと一緒に寝ることがあるから。恐怖、楽しみ、怯え、喜びのすべての相反するイメージが面白いと思った。恐くはないとわかった。悪いことは実際にないことがわかった。これらの資質を表現するためにクマを使ったのだ。
彼女はこのアルバムから写真撮影に参加を開始し、自分で写真を撮った。クリスタルは「オンニ、みんなは間違いなく怖いって言うでしょうね」と述べた。ミンヒジンは「人々はずっと綺麗なものを見ていて退屈じゃない?私はもっとたくさんのものをみんなに見せたいの」と答えた。
彼女はいつも歌手だけではなくアイドルとしてのSMアーティストたちを見る。時々、写真の編集をするとき初めに意図したことからかなりかけ離れていることがある。(良い意味で)
また、ファンの仕事がとても好きなので、時々スタッフに「ねぇ!ファンの方が良い仕事してるわよ!」と言う。最後に、いつも彼女の仕事を好きでいてくれるファンに感謝したいと述べた。
今回から参加して直接撮った写真のことを言及、スジョンが「姉さん、明らかに人々が怖がるはずなのに」と言った。ヒジンさん曰く「毎日綺麗なものを見ることにうんざりしないかしら?もう少し多様な姿を見せたい」と自嘲した。
ヒジンさんは、f(x)が綺麗なふりをして最大限綺麗に撮られる広告や雑誌がかえってf(x)の自然な美しさを表すことが出来ないと考えられた。
アルバムだけ綺麗に込めようというよりは最もf(x)に近い自然な姿を込めたと言われた。
③ http://www.twitlonger.com/show/n_1s29rft (英訳)
新しいアルバムの為にミンヒジンは特にクリスタルとたくさん話し合い、クリスタルはこのティーザーがとても気に入っていると話した。また、彼女が正確に何を望んでいるかフォトグラファーに説明するのが難しかったので自分自身で写真を撮ったという。そしてクリスタルは人々はこの写真を少し怖がるんじゃないかと感じた、とミンヒジンは言及した。
Electric Shockのジャケット写真のクマは2つの意味がある。恐ろしい獣であるクマ/子供たちが抱いて眠るクマのぬいぐるみのように身近な意味。クマを避けるために、メンバーたちは動物のマスクをかぶって身を隠しながらお互いの手をしっかりと握っている。子供たちは教育されていないクマを恐ろしく感じている。こういう相反する意味を持つクマが印象的なのでアルバムのジャケットに入れた。
先日のヒジン先生の講演に行かれた方のブログの訳です。
※多少意訳と中略があります。完全レポートはリンク先のブログへお願いします。
事前の申し込みからサイトが麻痺するほど絶大な人気だった。
D.NOMADE 66 DESIGN TALK CONCERT 最初のビジュアル編
SMエンターテイメントミンヒジンアートディレクターのトークコンサート。
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